Blur blue

いつも作品のことをぼんやり考えていると
あるとき急に考えかたや見かたがはっきりすることがある。
とくにどうやって表現するか、どうやって造るかというのは
あるヒラメキみたいなものがある。
ただし、時間経過とともに
「やっぱり違う」とか「こうじゃない!」と思えてくるので
また、違うことを考え始める。


こんなことがもう何年も繰り返されている。

”Figure2”

昨日は、先月末に通知のあった授賞式に行ってきた。
前回遅刻したので早めに出かけたら、"事故渋滞 3K" の表示。
あやうくもなんとか、間に合った。


式後会場に写真を取りに行った。
これだけ広い場所で見た事がなかったので
眺めていると気になるところが出てきて、あちこち直したくなる。

 ”Thanx NICK!”

イギリス人の友人からお土産に紅茶をいただいた。
日本ではなじみの FORTNUM & MASON や TWININGS といった高級品ではなく、
一般家庭で飲まれている "PG tips" というBrookBond社のもの。
箱にティーバッグが裸でゴソっと入っていて、ひもがない。
ポットに放り込んで抽出。


味は、さっぱりとしたごくごく普通のものなのだけれど
これが大変よろしい。

ピカピカ

これも厚めのウール地をアウターに使ったジャケット。
インナーの生地は、昨日のものと同じです。
丸い襟が独特な US NAVYのデニムデッキジャケットを参考にパターンを起こしました。
軽くて暖かいのでお気に入りの一着です。

後ろ姿

MA-1といえば、アウターのナイロン生地にインナーのウールパイル、
裏地のレーヨンの3層構造で出来ているけれど、
これは、アウターのウールとインナーのウール+レーヨンのダブルフェイス生地の2層構造。
かなり暖かいけれど、丈が短いので背中がスースーするので
股上の深いパンツやカバーオールなどと着ると本領を発揮します。

皮製ワッペン付き

もうひとつのタンカース。
おとといのタンカースと裏地の毛布生地、リブニット、
TALONのジッパーは共通ですが、表のコットンツイルは別ものです。
なかなか思った色のものがなくて随分探しました。
前たての幅や裏地の切り替えしなど見えないところで微妙な違いがあります。
いざ作るとなると、そのあたりがはっきりしないと出来ないので
いろいろと調べまくるのですが、服を作るのに一番時間がかかる作業です。