集結!

今晩の夕食は、
スパゲティ・ミートソース、レタスときゅうりのサラダ、コーンスープである。
まえに書いたように最近は少々手抜き気味である。
スパゲティをはじめとするイタリアンフードは、
フィレンツェに住む友人から教えていただいた。
彼はイタリア家庭料理研究家として"クロワッサン"などでもたびたび登場する人物で
私がNYに住んでいたときにもやって来てその腕をふるっていただいた。
彼のフィレンツェのおうちにトータルで1ヶ月ほどお邪魔したときに
いろいろイタリアンの作り方を教えていただいた。
"家庭料理"なので素朴な深みのある味とでもいうのか、素材をうまく生かしたものである。
スパゲティのソースでも、鍋ひとつで素材を切って放り込む程度ではあるけれど
ちょっとした味付けや塩加減が重要となるので味を覚えるまではむつかしい。
野菜なんかは特にそのものの味がしっかりしているイタリアのものに比べ
今の日本の野菜は全体に水っぽい感じで今ひとつ締まらない。
最近はこちらの味覚も日本のものに慣れてしまっているので問題はないけれど・・・


イタリアの彼は、イタリアのパンだけが気に入らないと言っていたが
私はその味のないようなあるようなパンが大好きだった。
日本でつくられるイタリア風のパンや料理はみなこりすぎていて
素朴なおいしさが足りないような気がする。